2008年10月|書籍
大江戸散歩道
出版社:PHP研究所
税込価格:1650円

東京と言えば、日本一のビジネス街、満員電車、最先端、一極集中……といった状況がある一方で、東京には「大江戸」と呼ぶにふさわしい、古風で粋な文化的なスポットがある。

本書は、作家として日本と世界を飛び回っている、生粋の江戸っ子・角川いつか氏が、イチ押しの食・遊・楽を、イラストと写真を交えて紹介するエッセイガイド。花見・老舗・寄席・名物横丁などといった項目を春夏秋冬に分け、それぞれのイチ押しスポットを解説している。いつか氏自身がエコクルーズに参加しているシーンや、芸者に変身するシーンなどもある。

また、「大江戸インタビュー」という特集もあり、NPO法人江戸しぐさの越川禮子氏らが登場する。
首都圏に住んでいる方にとっては東京再発見のガイドブックとなるだろうし、また、東京観光をする地方の方にとっては、一味違ったガイドブックとして重宝してもらえるだろう。